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このところ、WITHGLUに入っている“グルテン分解乳酸菌”について色々とご質問をいただくことが多くなった当研究所。
以前、グルテン分解乳酸菌の国内総販売元であるエイトウィルの三上さんにグルテンの及ぼす影響やモリンガとの相性などについてお話を伺いましたが、もっとグルテン分解乳酸菌について知るべきことがあるのでは・・・
今回は、同じくエイトウィル取締役であり、グルテン分解乳酸菌を日本に持ってきた張本人の三浦さんを直撃!
三浦さん、実際どこが特許で、どんな乳酸菌なのですか?教えてください!(研究員MIKI)
*参考記事: 「世界初!最強コンビ誕生!グルテン分解乳酸菌×モリンガ=WITHGLU(ウィズグル)」

初めてこの乳酸菌の話を聞いたのは、今から2年前くらいだったでしょうか。それまでも韓国とビジネスを行っていたこともあって、そのパートナーから「世の中に出回っていない面白いものがある」という情報をもらったんです。それが“グルテン分解乳酸菌”でした。
当時、「グルテンフリー」という言葉は聞いたことはあったのですが、グルテンというのは何か良くないらしい、程度の知識しかなく、日本においては完全にグルテンをカットするというのは難しいことだと認識はしていました。そんな中で、グルテンを減らすことに特化して菌を探した、それも8年もかけて、というコンセプトにとても魅力を感じました。日本で知られていないものを見つけ、形にして世に出していく、こんなに面白いことはないですよね。
そこから、まずは発見された菌についてのエビデンスを集めたり、自社でも医学的なリサーチを行ったり、日本でのマーケティングを行ったりと準備を開始。
日本に輸入するには、成分として難しいものが入っていたりしたものを除いてもらって、その上で製品化可能か、コストが見合うのか・・・本当にそこから半年間は韓国とのやりとりと医学的なエビデンスを得ることに時間を費やしました。いやぁ、思いの外大変な作業で。コツコツと韓国側とやりとりを続け、時には独自で調査をして、諦めたくなるようなこともたくさんありました。
しかし、まずは展示会にかけて反応を見てみようとなって出展したところ、ARINGA MORINGAとの出会いがあったりして(笑)。日本での反応はとても良く、苦労して良かったと思いましたね。
当時の韓国の国内では市場が形成されつつあって、実際にお店に並ぶパンやケーキにも使用されていたり、パスタやピザにかけて食べたりというお店が少しずつ広まっていたところでした。日本でもそんな風に広く展開できるのではないかと期待が持てる展示会になりました。もちろん輸入するまでにはまだまだ苦労はあったのですが。

韓国ではサプリメントとしてタブレットや粉末が販売されていたのですが、韓国で食品添加物として扱われている成分も、薬事法などの違いによって、日本では医薬品添加物になってしまうというものがありました。このままでは日本には輸入できない、それならば入っている成分をすべて見直そう、ということにしたんです。
日本で展開するには、WITHGLUのようにサプリメントの原料として仕入れたいという会社さんもあるだろうし、食品に入れる人もいるかもしれない。そういう意味でも日本のマーケットニーズに合ったものにしたいと考えて、日本オリジナルの配合を目指しました。日本オリジナルの配合といっても、実は乳酸菌と乳酸菌生産物質のみ、そこにデキストリンだけになっていて、他の余計なものは全部抜いてしまったんですけどね(笑)。
デキストリンというのはとうもろこし由来のもので、乳酸菌を粉末にするために必要なもので、これを核にして乾燥させてパウダーになっているんです。

WITHGLUの原材料にも記載がありますが、まず、我々の言うグルテン分解乳酸菌とは乳酸菌混合末(乳酸菌、デキストリン)と乳酸菌生産物質(乳酸菌生産物質、デキストリン)を指しています。
乳酸菌混合末とは、乳酸菌は単体ではなく7種類が混ざっているので混合、末は“粉末”を意味していて、そこに核となるデキストリンを加えているのでこういう表記になります。
ちなみに乳酸菌は、Dglu-MB0601とDglu-GLU70、そこに加えて5種混合乳酸菌(Lactobacillus plantarum ML-004、Lactobacillus acidophillus ML-019、Lactobacillus sakei ML-036、Leuconostoc mesenteroids ML-035、Lactobacillus paracasei ML-117)が入ってトータル7種類、これが生菌(生きた乳酸菌)になります。
Dglu-MB0601は「グルテンの分解能力を持つ菌株」として韓国にて特許を取得した生菌で、小麦粉の生地に混ぜて発酵させると平均で約70%の分解力を示しています。この乳酸菌を使用して発酵された小麦粉の摂取によって、消化能力が高められたという結果も出ています。
Dglu-GLU70は、同じくグルテン分解能力を持っていますが、これはグリアジンによって引き起こされた炎症性腸疾患の予防や改善に有効であると認められ、同じく特許を取得しています。
5種混合乳酸菌については、韓国の国家公認試験分析結果で腸内細菌やウイルスの増殖について抑制するのに役立つことが確認されています。この5種については、一つ一つでは効果が薄いけれど、一緒に培養することでパワーアップするという意味でも、これは5種にする意味があります。

乳酸菌生産物質も7種類で、これは7種類の乳酸菌がそれぞれ作り出した代謝物(Dglu-MB1、Dglu-MB2、ディプロrhamnosus、MB201、MB202、MB203、MB204)、いわゆる死菌のことになります。もともと乳酸菌が持っている機能はそのままに、新たな効果なども期待できることが多く見られます。
5種混合乳酸菌のLactobacillus plantarum ML-004(生菌)が作り出した生産物質でいうと200種類以上のものがあり、一つ一つ取り上げると大変なことになってしまいます。でも、トータルして「4種のグルテン分解乳酸菌培養によって作り出された生産物質」という表現であれば、MB201、MB202、MB203、MB204から乳酸菌固有の有益な機能だけでなく17種類のアミノ酸や有機酸、短鎖脂肪酸なども生産されている、ということになります。そういった意味でも、乳酸菌生産物質を語る上では「何が作り出した物質なのか」という点を重要視しています。
Dglu-MB1はDglu-MB0601の生産物質で、腸内有益菌を増殖させて、有害菌を抑制、健康的な腸内環境の造成に役立つとされています。
Dglu-MB2はDglu-GLU70生産物質で、グリアジンによって引き起こされた炎症性腸疾患の予防や改善に有効であると認められ、韓国にて特許を取得。生菌の機能に加えて消化機能の向上も特許に含まれているのが注目すべき点ですね。
MB201、MB202、MB203、MB204の4つはグルテン分解乳酸菌に含まれる乳酸菌生成物質として、17種類のアミノ酸やさまざまな有機酸、短鎖脂肪酸を含んでいることが確認。
ディプロrhamnosusは肥満の予防や治療効果を持つもので、韓国にて特許を受けているディプロrhamnosus菌株を利用して作られた乳酸菌生成物質。脂肪の蓄積量を減少させる効果があることも確認され、こちらも特許を取得しています。

そう思いますよね、グルテン分解という部分だけで考えればDglu-MB0601の乳酸菌をもっと増やしたら?とか、Dglu-MB0601乳酸菌だけを摂取すれば良いのでは?なんていう方も。
ただ、今入っている乳酸菌と乳酸菌生産物質については韓国で3年もかけて、きちんと体感のできる配合を生み出しているんです。
サプリメントとして飲んだ時にきちんと実感できる配合、パンに入れてもきちんと膨らんで、なおかつ美味しく食べられる配合など、いろんな視点で開発された配合なので、今はこれがベストだと思います。
そして、このグルテン分解乳酸機の優れている点はもう一つあって、生菌と呼ばれる生きた乳酸菌は主に小腸で、死菌と呼ばれる乳酸菌生産物質は大腸で、それぞれが働いてくれるんです。世の中に多く出回っている乳酸菌は、どうしても小腸か大腸どちらかに働くものが多くなっているのが現状なのですが、このグルテン分解乳酸菌は両方に作用してくれるんです。
グルテンを分解するという点で注目が集まっているのは事実ではありますが、整腸という観点からも優れた乳酸菌であると言えると思います。
グルテンが気になる方はもちろん、整腸という言葉にピンときた方にも、ぜひ試していただきたいですね。

株式会社エイトウィル 取締役 三浦 貴嗣(みうら たかし)
グルテン分解乳酸菌の総輸入元企業の代表取締役として、韓国製造元と連携し、製品品質の向上および安定供給体制の確立に取り組む側で、株式会社エイトウィルの取締役として、顧客ニーズに即した製品開発や、製品価値向上に向けたエビデンス取得に従事。